消防拠点機能移転訓練を実施しました。

2016年08月04日

 

消防拠点機能移転訓練を実施しました

 

 近頃、日本各地で自然災害が多発し、狭い範囲に多くの雨が降るいわゆるゲリラ豪雨という言葉や、地震発生を伝えるニュースを頻繁に耳にします。

 

 江津邑智消防組合の本部庁舎は、海抜3.5メートルの江の川河口にあります。そこで、津波や風水害等の災害が発生または発生が予想されるとの想定で、消防本部及び江津消防署の機能(消防拠点機能)をより安全な高台に移転する訓練を行いました。移転場所は、江津市職員会館と元特別養護老人ホーム白寿園(現在は駐車場)です。

 

 訓練の様子(江津市職員会館)

移転場所移動後

 

移転本部設置

 

移転本部

 

 消防本部には、各種災害に対応するための指揮機能や消防無線等を統制する機能があります。これらの機能を江津市職員会館に移し、移転本部を立ち上げる手順を確認しました。

 

 

 訓練の様子(元特別養護老人ホーム白寿園)

元白寿園

元白寿園

エアーテント設置準備

エアーテント

 

 江津消防署には、消防車、救助工作車、特災車、梯子車、救急車等の緊急車両や各種装備があります。これらの車両や装備を元特別養護老人ホーム白寿園に移転退避し、進入要領や手順を確認しました。また、エアーテントを設置し、荒天時への対応も確認しました。

 

 消防は、その業務を中断することは出来ません。江津邑智消防組合は、災害に強い消防機関を目指します。