火災調査実務研修会を実施しました。

2017年01月11日

 

 12月20日に川本消防署にて、火災調査実務研修会を開催しました。消防は火災時に消火はもちろんのこと、出火箇所や出火原因についても調査します。この度の研修は職員の火災調査のスキルアップを目的として実施しました。

 

 最初に火災原因調査の実施要領や注意点等に関する座学を行った後、実践に移ります。模擬ハウスを室内から燃焼させます。室内にテーブルやタンスを置き、実際の居室を想定しています。

燃焼

 

 消火隊により火を消します。川本消防署の消防車はCAFS(圧縮空気発泡装置)を搭載しており、泡(水と消火薬剤の混合)による消火を行いました。

消火 消火2

 

 消火後に、火災原因調査の手順を確認しながら建物周囲の状況や部屋の状況を詳細に調査し、出火箇所や出火原因を特定するための材料を集めます。

調査 調査2

調査3 調査4

 火災原因調査には豊富な経験と知識が必要不可欠ですので、今後もこのような研修を継続的に行っていきます。