第6回緊急消防援助隊全国合同訓練に参加しました
江津邑智消防組合では、令和4年11月11日(金)から14日(月)の4日間にわたり静岡県で行われた第6回緊急消防援助隊全国合同訓練に、島根県大隊救急小隊として隊長佐々木消防司令補をはじめ、屋原消防士長、山田消防士の隊員3名及び緊急消防援助隊登録車両である石見救急1を派遣しました。
なお、派遣車両については、総務省消防庁消防研究センターとブリヂストンが共同開発し、当消防組合を含む全国5消防本部が実証実験を行った「パンク対応タイヤ」を装着し訓練に参加しました。本タイヤについては、災害現場等においてパンクしても時速40kmで50kmを走行できる性能を有しています。
本訓練は、「南海トラフ沿いの遠州灘を震源とするM8クラスの先発地震、四国沖を震源とするM8クラスの後発地震が連続して発生し、静岡県をはじめとした複数の県で最大震度7を観測。中部・近畿・四国・九州地方の太平洋沿岸部を中心に建物倒壊、津波浸水、市街地火災、石油コンビナート火災、土砂災害など複合的な災害が広範囲で発生した。」との内容で行われました。
当消防組合の所属する島根県大隊は、福岡県大隊、高知県大隊、佐賀県大隊、青森県大隊、大分県大隊、長野県大隊の全国各地の県大隊6隊とともに、メイン会場である富士山静岡空港西側県有地での多重衝突事故救出訓練を実施し、他消防本部37隊と連携を図りながらの訓練となりました。
近年、島根県においても、自然災害により甚大な被害が発生しています。また、全国各地では地震が散発しており、大規模な災害がいつ発生するかわからない状況です。当消防組合では、このような災害に対し一定以上の活動が行えるよう訓練を重ねています。
つきましては、住民の皆様方には、当消防組合の消防業務に対するご理解をいただきますようお願いします。