救急救命士の薬剤投与実技試験を行いました

 令和3年7月21日(水)に済生会江津総合病院にて、救急救命士薬剤投与実技試験を行いました。これは、救急救命士が心肺停止状態の傷病者に対し、医師の具体的指示下で薬剤(アドレナリン)を投与する資格を得るためのもので、浜田・江津地区救急業務連絡協議会指示、指導、検証医師である、済生会江津総合病院外科部長野村医師に評価していただきました。

 試験は、訓練用人形を使用して実際の救急現場を想定したシミュレーション形式で行われ、医師による薬剤投与に関わる手技の評価のほか、警防課救急高度化推進係によって、救急活動の基本手技、チームワーク、情報収集能力や伝達能力、感染防止対策、接遇等の救急活動評価も行いました。

 試験を受けた2名はいずれも合格で、今後は県への登録申請を経て薬剤投与資格取得となります。また、この試験に併せて行った警防課救急高度化推進係による救急活動評価で、それぞれがステップアップするための課題も分かりました。試験後も、合格という結果に満足することなく、救急業務の質を向上させるため日々訓練に励んでいます。

 当消防組合では、このような取り組みや病院での研修を積極的に行い救急業務の質向上に取り組んでおります。

住民の皆様におかれましては、当消防組合の救急業務にご理解、ご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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