救助技術錬成会を開催しました

　江津邑智消防組合では、令和7年12月4、5日の両日にわたり、令和7年度救助技術錬成会を開催しました。

　この救助技術錬成会は、いかなる災害現場においても、要救助者を安全確実かつ迅速に救助するため、消防救助活動に必要な体力、精神力、技術力を養い、かつ競い合いながら相互に学び、総じて当消防組合の救助技術の高度化を図ることを目的として行ったものです。

　参加署所は、救助隊を配置する江津消防署及び川本消防署、そして救助資機材を積載して活動する羽須美出張所、救助資格者を有する出張所とし、川本消防署管内については混成チームとして実施しました。

　訓練内容は、近年他県で発生した災害を参考に、令和7年度救助技術の高度化等検討会の検討事項である「地下閉鎖空間における救助技術の高度化」を意識して、中州救助、低所救助をブラインド方式で行いました。

　2日間で4つの部隊が想定訓練を行いましたが、要救助者救出までの時間や、操作点が最も優れていたのは川本消防署管内第1係隊でした。

　当消防組合では、消防救助技術の維持向上のため、様々な取り組みを行っています。住民の皆様方には、消防業務に対するご理解とご協力をいただきますようお願いします。